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私の担当営業地域は丸の内にあるオフィスが中心なのだが、社内にいるときはもちろん、外出先や帰社した後でも、仕事に関するメールをすぐ受け取らなければならないことがある。例えば、「取引先に見せる資料に差し替えがあったから、至急に目を通してほしい」といった連絡が容赦なく入ってくるからだ。そんなときは、ご丁寧に私物の携帯電話にまで、「資料を送信したので 大至急確認願います」なんてメールが入ってくる。 そんなとき、“会社にいる時に一言いただきたい”――というか、そもそも急に資料を差し替えるのはいかがなものよ? と考えたりもするが、デキるビジネスマンを自認(?)している身としては、こんな突然の事態にも余裕をもって対応しようと、常に心がけている。 とはいっても、お気に入りのカフェやバーで自分の時間を大事にしたい私としては、急な対応しろと言われても自宅や会社にUターンというのはいささか困る。手持ちのPHSデータ通信カードを使えば、いつでもどこでもメール受信は可能だが、PHSの通信速度(私の場合64kbps)なんてたかが知れている。テキストメールのやり取りならまだしも、10MB以上にもなるプレゼンテーションデータ(PPTファイル)を受け取るのは勘弁させていただきたい。 もちろん現実にはどんなファイルでも受け取るしかなく、以前は喫茶店でコーヒーの香りを楽しみながら受信処理を待ち続けたのだが、コーヒーがすっかり冷め切っても終わらない。ダウンロードが終わってふと時計を見れば軽く30分オーバー。メールのやり取りで1時間コースになることもある。結局コーヒーを飲みまくりイライラするだけで精神衛生上もよろしくないし、こんな姿はデキるビジネスマン像からは程遠い。 そこで外出先でも、もっとスマートにインターネットに接続する手段がないかと探していた。そのときに思い浮かんだのは、
――といった通信手段だ。 PHSデータ通信だと……うーん最初に調べたのは、PCカードタイプのPHSデータ通信カード。この方式は“利用場所を選ばない”というメリットこそあるものの、“通信速度”で魅力に乏しい。各社のカタログを眺めたところ、通信速度は最大128kbps。理論値どおり128kbpsで通信できたとしても10MBのファイルをダウンロードするのに10分程度待たされる計算だ。コレを使っている知り合いに聞くと、必ずしも128kbpsは出ないとのこと。これでは今使っているPHSから乗り換えるメリットはない。 また、料金も割高に思えた。定額制サービスを利用した場合、年間使用割引などを利用しても月額5000円程度はかかってしまう。毎日のPHSで通信する人には割安かもしれないが、私の場合は会社と家に高速なインターネット接続環境があり、外出先での利用は月に平均5回程度か。仮に定額制で月額5000円として計算すると一回あたり1000円、ランチ1回分以上になる。これはちょっといただけない。より割安になる従量課金制サービスを使うにも、ハードウェアの新規購入が必要だし、速度面での不満は解消できない。 だったら無線LAN! ならばWireless Gate一方、公衆無線LANサービスを利用する最大のメリットは“高速なアクセス速度”だ。過去に試用したケースで、実際の通信速度は2〜3Mbps程度とはわかっているが、それでも10MBのデータ転送に要する時間はわずか40秒! 20分以上かかっている現在のPHSデータ通信と比較すると、まさにケタ違いのスピードだ。 一方、気になる使用料金だが、定額制と従量課金制があるようだ。カタログを眺めてみたら、定額制なら月額1600円程度、従量制なら1日500円――といった具合で利用シーンに応じて選択できるが、どちらもPHSデータ通信より安いと感じた。 もっとも、公衆無線LANサービスを使うにはアクセスポイントまで足を運ぶ必要がある。アクセスポイントがワークエリアの近くになければ意味がない。アクセスポイントの設置場所はサービス業者によってチカラを入れているところが異なり、例えばエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)(NTT-BP)の“無線LAN倶楽部”では、鉄道各線/地下鉄などの駅や駅近郊の建物が多くカバーされている。また、“ローミング”と言って、他社の公衆無線LANサービスと相乗りして、カバーエリアを広げているようだ。 さて、ここまでは公衆無線LANサービスの基本情報。誰でも知ってる(はず!?)。しかし、デキるビジネスマンはここからが違う。といっても、Webサイトを見ていてふと目にとまったのだが、“使いたいときにケータイでアクセスポイントを探して申し込む”だけでそのアクセスポイントを2時間ほど使用でき、しかも使用料は一回でコーヒー1杯程度(315〜399円程度)という“ASCII24 Wireless Gate”。気になるアクセスポイントは複数のサービス業者が提供するポイントから最寄の場所を利用でき、その数は1400ヵ所以上。これなら都内だけでなく、出張先や旅行先からも使えそうだ。 また、価格も月5回使用した場合で1575〜1995円(月額基本使用料は210円)で、使わない時には基本使用料の210円だけしかかからない。仮にそれ以上使った場合でも、15回なら4935円(315円のアクセスポイントで計算)。これならPHSの定額サービスよりも安くなる。高速で便利なうえに経済的だ。さらに、年内は210円の月額利用料が無料になるキャンペーン中だという。試すなら今しかないと、早速そのサービスに申し込んでみた。
熱いコーヒーと高速ネット接続で
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A子のように、うっかりデータを会社のパソコンにおきっぱなし、なんて失敗はない(仮にやってしまってもA子には言えない)が、会社に後輩がいれば最悪でもメールで送信してもらえる。もちろん、突発仕事が来ても今までよりは余裕で対応できるだろうし、誰かさんのうっかりミスもさらにスマートにカバーできるはず。また一歩、デキるビジネスマンが完璧になったかな? ふふふっ。
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